弘前で懐かしい作家さんに出会いました・・・
- yutan560
- 2018年3月14日
- 読了時間: 1分

ひょっとしたことで、昔、独り身の頃よく読んだ上坂冬子さんの本に出会いました・・・
上坂産は2009年にすでになくなっていました・・・2005年にがんが見つかった彼女は
卵巣や子宮を切除し抗がん剤の苦しみにも耐え抜いたのに2008年肝臓や肺に転移しました・・・彼女は「体調は株と同じ・・・上れば下がる 下がれば上がる」と言って笑い飛ばします・・・
これからはがん患者がどんどん増え、見てもらえる医者のない「がん難民」が増えるだろうとのこと・・・「病気を診ないで病人を診てほしい」といい、「最後は担当医の人生観に従うしかない」と言った彼女・・・いずれ人間は必ず死ぬのだ・・・散る桜残る桜も散る桜・・・
日本人は死ぬことを「三途の川を渡る」と言うが、アメリカ人は「トンネルを抜ける」というのだそうな・・・
医者との対談の中で「団塊の世代の高齢化に伴い、余病を持ったガン患者が増える」という言葉が「がん難民」という言葉とともにとても心に残りました・・・
Comments