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父と同じ体験(シベリア抑留生活)をした方に会ってきました・・・

  • yutan560
  • 2019年8月25日
  • 読了時間: 1分

お目にかかった方は96歳で大正13年生まれの方でした・・・父は大正9年生まれでしたので4つ年下と言うことになります・・・その方は3年ほど極寒の地で木の伐採をさせられたそうです

「​お父上は何の仕事をされていたのですか」と言われても私は答えることが出来ませんでした・・・

父は抑留生活のことについては一言も(たぶん母にも)話しませんでしたから・・・思い出したくもなかったのでしょう・・・そのはなしをすると「お父上がこういう生活をしたのだなあと言うことを偲んでください」と言って本を5冊くださいました。その方は「お父上が生きておられたら会って話をしたかったなあ・・・たぶんお父上もロシア語を話すことが出来たと思う・・・知らない人に話すのは(わかってもらえないから)つまらない・・・お父上と話がしたかった」と何度も言っておられました・・・帰りはご夫婦で見送ってくださいました・・・今になって私は「父にもっと戦争当時の話を聞いておけば良かった」としみじみ思っています・・・

今も挿絵を描いて活躍していらっしゃる・・・父と同じに抑留生活を生き延びてかえって来た山中冬二さんの絵本です・・・


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